日本語教育

 

日本国外で育つ日本人のお子さんが日本語を学び続けていくためには親子ともに大きな努力が必要とされることは、多くの方が直面していらっしゃることと思います。日常会話レベルにとどまらず抽象的・概念的な言語にも親しみ学び続けていく必要があり、そのことは同時に、言語を問わずアカデミックなレベルでの学習能力の基盤となるものです。日本語の学習を深めていくことにより、現地校での学習もスムーズに進むようになったという話も聞くのは、そのような学習への姿勢そのものの学びによるものも大きいと思われます。

そしてそのような日本語学習は、お子さんの人間的な成長やアイデンティティの確立にも大きく関わります。
 

言語への敏感期である幼児期、学童期に、お子さんがその成長段階に沿って、またそれぞれの個性に合った方法で、適切な刺激を受け日本語を学び深めていくことは、生涯続く学びの基盤を作るうえでも、人格形成においても、大変重要なことです。

当教室では、モンテッソーリ教育の根本理念である、長期的な全人的な成長を目指す教育方針に基づき、学ぶ意欲そのものを育てることを大切にしながら日本語学習を深めていきます。お子さんが様々な面で自分で考え自主的に行動できるようにサポートしながら、お友達を尊重し互いに高め合い学び合える環境を、大切にしています。そして幼児期から共に楽しく学びあいながら、自然に正しい日本語を身に付けていきます。折々に皆の前での発表や、小学生ではミーティングの時間を持ち、互いのコミュニケーションを深めながら、日本語で主体的な働きかけを行うことにより、自信と更なる学習への意欲を育てることを目指します。また、日本の伝統文化に親しみ、日本語への興味関心を深めながら、正しい読み書きや適切な文章表現、文章構造を無理なく確実に習得していきます。

ここオーストラリアで日本人の親のもとで育つお子さん方が正しい日本語を使いこなし、日本文化について知り親しみ、そして将来は国際的な舞台で活躍することは、国内外からも大きく期待されることであることは間違いありません。次世代の日本と世界の架け橋となり世界平和に貢献することのできる資質を、今ここで幼児期学童期を過ごすお子さん一人一人が持っています。日本語を自在に使いこなし、将来は自ら選んだそれぞれの場所で羽ばたいていくことができるよう、そして何より、お子さん自身が毎日を幸せに過ごしていくことができるよう、そのための基礎となる時間を大切に過ごしていくためのお手伝いができたらと、心から願っています。